年を取るにつれ、美味しいものを食べたいという欲求が強くなっている気がする。
一方で、食べる量は少なくなる。
食べる量が少なくなるのは、代謝が小さくなり必要な食事摂取量が減るから。
小食を続けるので、胃袋と脳の話し合いで「お腹一杯」のシグナルが早く出てしまうから。
美味しいものを食べたいという欲求はなぜだろう。量より質という気持ちの変化か?
残りの人生が短いから、生きるための食事から、楽しむための食事に、本能的に変化しているのかもしれない。
確かに、食材を買うときに、値段のことをあまり気にしなくなった。
でも待てよ、高級フレンチには今でも行かないけど、ちょっと高級なスーパー(というかおしゃれなスーパー)に行くようになったのは、私が年をとったからではなくて、世の中にそんなスーパーが多くなってきたから、身近になったからのような気がする。
成城石井で買い物をするのが楽しくなったのは10年くらい前で、それはアクセスできる距離に成城石井ができたからであって、年をとったからではないように思う。
私の住む地域でおしゃれなスーパーが頑張っている。KOマートfine。このスーパーについては、またあとで。
美味しいものを欲しがるようになったのは、私しが年をとったのと、世の中がそのように変化したのと、その両方が原因であるみたい。私の老いはそんな中に居る。